2022.02.28 コラム
闘犬文化
闘犬と聞けば、ピットブルや日本では土佐犬が有名でしょうか。
実は秋田犬も闘犬として作り出されたのはご存知でしたか?
現在でも犬同士を戦わせ、金儲けしている大会が存在します。
彼らは虐待ではないと主張していますが、
子犬の頃から闘犬として育てる環境は決して
一般的な飼育方法とはかけ離れており、怖がる事を許されません。
木刀や竹刀、野球バットなどで叩かれるのです。
犬に自信をつけさせる為、弱く抵抗できない「噛ませ犬」を使い
死なない程度の喧嘩に慣れさせ、とにかく噛ませます。
大会に出れば、闘う事を良しとされてきた犬同士が
出血やケガをするまで闘い続ける事もあります。
動物愛護法では
「みだりに殺し又は傷つけた者は、5年以下の懲役又は500万以下の罰金が科せられる」と定められています。
人間の娯楽のために動物が被害を受けているのに、
これが虐待でなければ何なのでしょうか。
昔からの文化や伝統を守らないといけないと
考える人もいるかもしれませんが、
時代と共に変化させていく事も大切ではないでしょうか。