2022.02.01 ニュース

無麻酔で帝王切開していたブリーダー

長野県松本市にあるペット繁殖場「アニマル桃太郎

 

2021年11月4日

劣悪な環境で多数の犬を飼育・虐待、動物愛護法違反の疑いで元社長と従業員が逮捕されました。

 

この“劣悪な環境”とは、想像を絶するものです。

 

・手の届かないほど高く何段もゲージを積み、ゲージの中には1~3頭入れられ

糞尿が上から垂れ落ち、受け皿からは垂れ流れていた。

・死骸は産業廃棄物として、糞尿・生ゴミと一緒に廃棄。

・糞尿により錆びたすのこにより、足はカエルのように開き、腫れあがっていた。

・毛玉で身動きが取れない。

・爪も伸び、怪我や病気でも適正な医療は受けさせない

・四肢を固定して、獣医師免許を持たない元社長が無麻酔で帝王切開。

・狂犬病予防接種についても未接種の疑いがある。

 

とにかく営利目的

読んでいるだけでも気分が悪いです。

 

元従業員の内部告発で発覚したそうですが、逮捕するまでに10年もかかったそうです。

きっかけは杉本彩さんが代表を務める、

公益財団法人動物環境・福祉協会Evaに告発したことから事態は急展開したそうです。

 

厳重注意でしか動かなかった保健所。有名な方が発言すると動く警察。

動物のいのちを軽視しているとしか思えません。

 

日本はブリーダーの免許も要らず誰でも出来てしまいます。

それ故に、このような営利目的だけの悪徳繁殖業者が存在しています。

 

勿論、すべてのブリーダーがそうではありませんが、

日本の法律を変えるべきだではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

母体にかかる負担を考慮せず、発情期がくれば妊娠・出産が年に何度も繰り返されます。

 

 

 

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